『ノルウェイの森』って?
語学ではノートは必須アイテム。しかしその後書き込んだ部分は振り返らず、ひたすら新しいことを書いていくことに夢中になってしまいがちです。【ノート探検隊】では、過去の語学ノートの中から一冊を選びおさらいすることで、当時を懐かしみ自省したいと思います。読者の方々にも、参考にしていただけることがありましたらうれしいです。
なぜか、冒頭に『ノルウェイの森』という文字が見えます。
村上春樹さんの作品ですよね。
左ページには日本語、右ページには韓国語で訳してあります。
赤のボールペンで添削されていて、ピンクのマーカーでチェックもしてあります。
例えばこんな感じ。
日本語) 〜がわかってきたみたいじゃない。
韓国語) 〜가 날아온 것 같지 않다. → 〜 를/을 알게된 것 같지 않다
「알게 되다 :〜が分かる 」の部分が訂正されています。
日本語) 寝たくないわけではない。
韓国語) 자고 싶지 않은 일이 아니다. → 일を것に訂正。
恐らく『ノルウェイの森』の文中から述部だけを書き出して、韓国語に訳す練習をしていたようです。例文を全部を書き出さないと意味が分かりませんよね。反省。
とは言え「寝たくないわけではない」という部分をなぜ拾い上げたのか、我ながらかなり疑問。
当時は知り合った韓国人の方にお願いして、書いた文章などをチェックしてもらっていましたね。本当にありがたかったです。
《おさらいポイント》
- 例文は分かりやすく書き出しましょう。
- また使い勝手の良くない表現は避けましょう。