眠くても、意外に出来ちゃいます!
語学ではノートは必須アイテム。しかしその後書き込んだ部分は振り返らず、ひたすら新しいことを書いていくことに夢中になってしまいがちです。【ノート探検隊】では、過去の語学ノートの中から一冊を選びおさらいすることで、当時を懐かしみ自省したいと思います。読者の方々にも、参考にしていただけることがありましたらうれしいです。
B5サイズで1行6ミリの35行ある普通の青色ノート。
以前ノートはダイソーで購入する時がありましたが、その当時の一冊。100均のノートは筆記具で書いた時のはしりが良いんですよね。特に鉛筆の書き心地が好みでした。実際にこのノートでも鉛筆でほぼ書き込まれています。ピンクの蛍光ペンや青色ボールペン、赤ペンが使われており、何がポイントなのかが分かりやすくなっています。
今回のノートはスペイン語です。実は、英語、中国語、韓国語の他にも数カ国語をつまみ食いした頃がありました。スペイン語もそのうちの一つ。しかし、数週間から数ヶ月後には、毎回必ず途中で挫折するんですよね。一見すると、第一外国語の英語と類似するので学びやすそうですが、似て非なる言語。この点を含めて、他の外国語については「ことばを学ぶ」にて改めてお伝えしていきます。
それでは内容です。いつ頃書かれたものでしょうか?また何をまとめたものでしょうか?全く不明です。以前にも書きましたが、日付、タイトルと出典は明記しておくべきです。以下の内容が中心のようです。
疑問詞
主語変化による文の書き換え
〜好きだ
〜の時
〜するのが好き
〜のよう
〜に違いない
〜のもの
なぜ〜しないのですか?
一部分を拾い上げましたが、基本文法と表現が簡単に例文付きでまとめてあります。恐らくNHKの外国語講座の内容ではないかと思います。この水準の内容であってもノートに一旦書き出すことは、自分の頭の中で内容の理解、整理、記憶の助けとなります。勉強をしていて眠くなる時もありますが、ノートをまとめること自体はそういう時でも意外に捗るもの。言い方を変えれば、見て書き写すだけですから。一方、考えながら理解する際には、眠さは大敵です。
また内容にも注目。よく見ると、知っておくと便利な基本表現がまとめられています。「これさえ押さえておけば大丈夫」なんてことは絶対にありませんが、語学初心者の方には、次につながる弾みとなる内容だと思います。
書き出したノートは、毎日の継続を証明をしてくれます。可視化するところがポイントです。
このノートを見ていると、自分の不甲斐なさをしみじみと感じてしまいます。
「スペイン語、やっぱり続かないかな〜?」
自省。
《おさらいポイント》
- 内容に関わらず、ノートに書き出すことが理解・整理・記憶の助けとなります。
- ノートは毎日の継続の証です。