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「超音読」英語勉強法 野島 裕昭 著

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2018年9月に東京へ。ある懇親会の後、英語学習についてのワークショップに参加。その場で知り合った男性こそ、この本の著者、野島さんだった。

 

「本を書くために英語を勉強しました」

 

野島さんが発した一言がとても印象的でもっと話しを伺いたかったが、その時は都合が合わずそのまま別れてしまう。帰宅後、この本を早速Amazonで購入。

 

独学で英検1級とTOEIC満点を取得し、BBCラジオにも出演。音読を中心とした勉強法が話題となりAERA Englishでも紹介されたとのこと。

 

音読を主軸に、語学に取り組む上で必要なエッセンスが随所に散りばめられている。例えば「知らない外国語のモノマネをする」というポイント。この世に生を受け、両親が話すことばを聞いて真似ることで、私たちは母語を習得している。外国語についても同様に、モノマネをしてみることは大切な要素の一つだろう。また、個人的な見解ではあるが、外国語を巧みに使いこなす人の多くは観察力に優れていると思う。それぞれの言語が持つ言葉の音色を自然に感じ取り、習得しているのではないだろうか。

 

直接面識があるからこそ感じることだが、野島さんの物腰の軽やかさと柔らかさがこの本の文調や言葉の表現と重なる。目の前でご本人からお話しを伺っているような気持ちになる。

実を言うと、このブログを始めるきっかけを与えてくれたのも野島さんだった。今年夏に再会した際にいただいた一言。

 

「書かないと始まりませんよ」

 

外国語を学んだことで得られた様々な経験を何かに活かすこと出来るのではないか。そう思わせてくれる応援のことばのようだった。

 

人や本との出会いこそが自分自身を突き動かす原動力になることを、私は今、実感している。