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どハマりすること

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今回はDVDを使って英語を学んでいた頃について書いていきます。

2006年に入った頃。最初は英語の勉強のためというよりも、話題を増やすために洋画を中心にDVDを観はじめました。観賞後には、日本語で3行ぐらいのコメントを書き残していました。

ある時、ネットショッピングのサイトで一つの洋画DVDを発見。メリル・ストリープ主演の映画『プラダを着た悪魔』です。ストーリーは全く知りませんでしたし、その頃はそこまで映画が好きという訳でもありませんでした。でも、何故かとても興味が湧いたんですよね。購入後、数日して自宅に到着。早速パソコンで再生。

 

どハマり。

 

当時の私は「働くとは何なのか?」ということに迷っていた頃。work ethicについて語られるこの映画に共感の嵐でした。ハマったわ〜、ハマった。結局3年ぐらいで500回以上観ちゃいましたね。毎日10分ぐらいずつコマ切れで観ていました。

面白いもので、500回も観ていると映像の編集のつなぎ目がわかったり、日本語、英語両方の台詞が頭の中に入ってしまいます。すると「次のシーンはあの台詞から始まるよね」と思いながら、俳優と同時に口をついて台詞が出てきます。

全然飽きなかったんですよね。毎回観るたびに何かの発見がありました。これがポイント。自分が本当にどっぷりとハマってしまうものにとことんまでハマりきることです。いつの間にかに多くのことを吸収しているはずです。「好きこそ物の上手なれ」ということでしょうか。

後に外国人の友人ができて、様々な映画を観た方がいいとか『フレンズ』を観た方がいいとかアドバイスをもらいましたが、結局続きませんでした。恐らく、自分が選んで欲したことでなかったからでしょう。自分に正直に。自分の物差しをしっかりと確立していくことが語学では大切だと思います。というよりも、語学に取り組む過程で磨かれていくのでしょう。 

ちなみに、現在はこのDVDは再生が出来ない時があります。写真のように真ん中の穴の部分が使いすぎて割れてしまっているためです。これは楽しんで頑張った証ということで、よしとしています。

次回の「ことばを学ぶ」では日本人にとって学びやすい外国語について触れていきます。

 

 

 

今日のことば

No legacy is so rich as honesty./ William Shakespeare 

(正直さほど価値ある遺産はない)