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bestの「ベスト」意外な使い方って?

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語学ではノートは必須アイテム。しかしその後書き込んだ部分は振り返らず、ひたすら新しいことを書いていくことに夢中になってしまいがちです。【ノート探検隊】では、過去の語学ノートの中から一冊を選びおさらいすることで、当時を懐かしみ自省したいと思います。読者の方々にも、参考にしていただけることがありましたらうれしいです。

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コクヨのキャンパスノートですが、ご覧の通りこちらのノートは薄いブルー色。ページ数も通常よりも少ないので、すぐ使い切ることができます。このシリーズにはピンク、イエロー、グリーンなど数種類の色があります。ただ、このブルー色に対して紫色のペンで記入しているので、多少見づらいですね。今の自分には、やっぱり、白あるいはクリーム色がBESTですね。

さて今回の内容ですが、2013年11月11日号のTIME誌から単語や表現を書き出しています。難しいこともいろいろ書かれていますが、意外な意味をもつ表現を拾い上げてみます。

 

まずbestです。既に先述しましたが、その場合は「最もよい」という意味で使っています。多くの方がご存知だと思います。実はこのbestには動詞として使う場合があります。どんな意味でしょう。最もよいということは1番になるということかな〜?惜しい!その意味で取ることも文意ではあると思いますが、もう少し考えを発展させてみてください。誰かとスポーツで競っていて相手を破って1番になる。そうです。「〜に打ち勝つ、を負かす」という意味です。基本の意味から柔軟に発想の転換をしてみましょう。

 

次にこちら。tall orderです。tallもorderもどちらも比較的簡単な単語ですよね。でもこの場合は、2つの組み合わせであることを意味します。tallは「(背が)高い」という意味で基本単語として覚えますよね。そしてorderは「注文」という意味。つまり「(背が)高い注文」ちょっとだけ語順を変えてみてください。注文が(背が)高い。「背が」を省略して、注文が高いとするといかがでしょうか。さらにイメージを膨らませてみてください。つまり、注文の水準が高くなかなか達成できないというニュアンスです。tall orderで「無理な注文、困難な仕事」という意味になります。That will be a tall order.というように使います。

 

最後にsnoop onに注目してみましょう。これは、上記の2つに比べたらちょっと難しい単語ですが、ちょっとだけヒント。

「携帯電話やスマホを日本人の誰もが所持している時代。便利な反面、カップルにおいてはそうでもないようです。イケメンの彼氏のことがとにかく心配で、彼氏がお風呂に入っている間に勝手にスマホチェックをしている女子もいるかも知れません。それがきっかけで別れてしまうことも。使い方次第で便利なものが不都合を呼ぶこともあります。」

この架空の文章の中にsnoop onを使うとぴったり合うところがあります。さて、どの部分でしょうか?

 

正解は、「(彼氏の目を盗んで)スマホチェックをする」です。

このsnoop onとは「ひそかに探る」という意味です。例えばこんな感じ。

Snooping on his smartphone carries a whiff of betrayal. ←ノートの文章を少し変更

(彼氏のスマホをチェックするのは彼氏を裏切るようなものだ)

carry a whiff of〜で「〜の雰囲気がある、〜のようなものだ」という意味になり、ちょっと英語ができる感が出る表現です。

もちろんcheckでも意味は伝わりますが、こそこそと彼氏のスマホを見ている映像が頭の中に浮かびません。英語を使うことに慣れてきた方はイメージがわいてくる表現を意識的に使ってみましょう。これは、自分自身に“best”する(打ち勝つ)コツです。

 

 

 

《おさらいポイント》

  • 誰もが知る単語こそ見直してみましょう。
  • イメージが浮かぶ表現を使うようにしてみましょう。